蘭舎の照度

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   ●蘭舎の照度

    何人かの方から照度についての質問がありましたので、私の実施している事について述べてみます。
    専門的な知識はありませんので、詳しい事を知りたい方は「トップページのおすすめサイト」のWoodsさんのページを
    訪問して下さい。完璧な解説をされています。
    今まで聞いた中では「1500〜2000Lxあれば十分」・・・というのが一番弱く、あるサイトでは「50000Lxが最適」・・・と
    ビックリするような強さとなっていました。
    以前に前者の蘭舎を見せていただきましたが、蘭は青々と茂っていて見事に生育していましたが、少し徒長
    ぎみに感じました。後者の説は読んだだけですので詳しくはわかりませんが、葉焼けしそうに思います。

    画像は私の蘭舎内です。わかりにくいかと思いますが、明るい部分と薄暗い部分があります。これはヨシズを格子状に
    しているからで今の時期、明るいところは 10000Lx足らずで、薄暗いところは一部物の影になっているところは別にして
    2000Lx程度です。2000〜10000Lxが時間の経過によって変化しています。( 夏は全てヨシズで遮光します。)
    梅雨前の季節は照度が強く、この地方では 10万Lxを超過していると思います。この時期は、朝5時過ぎから日がさして
    きて平均して午後3時頃にかげります。朝の日は、ほぼ水平に入ってきます。右の画像の奥からです。
    ダイオネット二枚で遮光していますが、間から入る光は 20000Lxを超えているところもあると思います。ただ水平にちかく
    射してきますので、蘭が上から受ける照度は理論的には僅かであり時間も長くありませんので問題はないと考えます。
    秋から春の間は、日の出から日の入りまでほとんど日が射しています。ヨシズ・ダイオネットは外したり、ダイオネット一枚
    にしたりして調整しています。
    皆さんが言われているように、15000〜20000Lxに比較して私の蘭舎では採光不足とみえますが、光合成している時間
    が長いので生育には支障はないものと考えています。
    私も他の方の栽培管理は参考にはしますが、真似はしません。メールをいただいた方に少しでも参考になればと思い
    記しましたが、決して真似はしないで下さい。素人考えで実施していますので、責任は取れませんから。  ( H 16.06 )

                                                          H.18.05.10 「近況」から転記

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